遂に手術!痔核切除!
あまり眠れずに手術当日を迎え、いよいよ手術室へ移動。
不安度が最大値まであがる。
手術室には6名近く看護師、医師がいた。
その中で吉井医院のドクターを見つけ、ちょっと安心する。
看護師に言われるがままにベッドに横たわる。
うつぶせになるとベッドが動き、角度が変わる。
既にお尻を出している状態で、多くの人に見られている恥ずかしさも増す。
ベッドが動き、今までになったことのない体勢になる。
やがて麻酔の注射。
下半身だけに効くらしく、上半身や意識は通常運転らしい。
しばらくすると看護師が保冷剤のような冷たい何かを体に当てる。
上半身は冷たさを感じるも、お尻付近は何も感じない。
麻酔が良い感じに効いているのだ。
そうこしているうちに手術開始。
麻酔のおかげで痛みは感じず、やることもないのでひたすら目を瞑り、寝落ちを期待した。
気がついたら手術は終了。
病室用のベッドに移り、仰向けになる。
「切除した痔核、見ます?」と聞かれるが、早く終わってほしい気持ちがあり、お断りした。今思えば見ておけばよかったかも。
気がついたら病室に戻っていた。
寝落ちしたのか、意識が飛んだのかは不明である。
看護師に時間を聞くと、手術開始から1時間ほどしか経っていない。
点滴、足元には血流を良くする医療機器、尿道カテーテルに繋がれる。
一気に病人らしくなった。
下半身は麻酔が効いているため何もできない。
前日の寝不足もあり、まだ昼過ぎであったが眠ることにした。
夕方。
看護師が様子を見にきて、足元の医療機器をはずしてくれた。
ちょっと歩いてみましょう!とベッドから降りようとするも
感覚がまだ戻っていないため立ち上がれない。
足がしびれて立ち上がれない感じと良く似ている。
夕食を食べ、再び看護師と歩行練習。
今度は無事に立ち上がることができた。
点滴、尿道カテーテルに繋がれているため、ベッドに横になることしかできないため
その日は早く眠ることにした。
散々寝ていたが、ぐっすり眠れた。
これも寝不足のおかげだ。
ありがとう、益田。
※人名等は仮名です。