術後~1日目~
手術翌日、朝6時頃に目覚める。
ぐっすり眠ったため気持ちも健やかな朝だ。
動くとちょっとお尻が痛い。
足のしびれ等はない。
美人風看護師の藤原さんいわく、午前中にはカテーテルは外せるとのこと。
トイレに行かなくて済むので楽ちんな感じではあるが
やはり自分の息子に管が通っているのは違和感があり、気持ちが悪い。
早く外したい。
しばらくすると美人風看護師の藤原さんがやってきて
「はずしますよ~、はい、脱いで!」と。
てっきり処置室的な部屋へ移動し、男性医師がはずしてくれるのかと思っていたら
彼女がはずすようだ。
美人風看護師藤原さんは華奢でありながらテキパキとした行動、ハキハキとした言葉づかいである。
そんな藤原さんの前で下半身を露出するのは抵抗があった。
アラフォーのおっさんであるが、私もまだまだ男だ。
息子が反応してしまったらどうしよう、と思いながらパンツを下ろす。
シワシワで縮こまった、カブトムシの幼虫のような私の息子が露わとなる。
慣れた手つきで管を抜く美人風看護師藤原さん。
痛みはなく、一瞬で終わった。
点滴もはずされ自由の身になったのである。
その後、病院着を着ていたが、着替えるように言われ
自前の部屋着に着替える。
お尻にA4くらいのガーゼが当てられていたが、浸出液でびっしょりであった。
血も混ざっているようで、ほんのりピンク色。
厚手の病院着を着ていたが、シーツまで浸出液で汚してしまった。
医師が回診で来たときに、その旨を報告。
特に心配はいらないとのことで一安心。
そして・・・明日退院の許可がおり・・歓喜!!!
退院したら何を食べに行こうか、など楽しいことを考えながら床につく。
※人名等は仮名です。